医学部の予備校における個別指導

by gatofe
Posted on 2021年6月30日

大学受験はすべての学生にとってかなりのハードルとなっているわけですが、そのなかでも医学部や医科大学はあるゆる学部・大学のなかで最難関といわれています。
医学部や医科大学で勉強することは、取りも直さず将来は病気やけがを治療したり、研究によって病気のメカニズムを解明するなどして、人間の生命や健康に影響をおよぼす立場に立つことになることを意味しています。
これらは一般的な事務仕事などとは異なり、誤りがあっては修正がきかず、取り返しのつかない結果を招いてしまうおそれがあります。
それだけに確かな知識や技術を身につけておく必要があり、その第一関門としての大学受験が重要となってきます。

https://www.gatofedorento.org/uscpamerit.html

1 医学部受験では相当の難問が出題される
2 受験における専門家
3 個別指導が充実している
4 まとめ

医学部受験では相当の難問が出題される

医学部受験では相当の難問が出題されるのが常ですが、重箱の隅をつつくようないわゆる奇問というものは少なく、考える力や論理性を確認できる良問と評価できるもののほうが多いはずです。
したがって高校の勉強を単に丸暗記するだけでは合格はおぼつかないとわきまえておくべきであり、すべての単元についての深い理解と洞察が必要となります。
また最近では英語・数学・生物・化学などの教科にとらわれずに、すべての科目を総合的に出題した小論文であったり、受験生がそれぞれもっている個性や特技を尊重してそのアピール力に合否が左右されるアドミッションオフィス型の入試であったりと、これまでにない方法も続々と登場しています。
入試傾向が変化している現状を踏まえてみれば、参考書だけを片手に愚直に勉強をするだけでは合格はおぼつかないわけであり、積極的に専門家のサポートを求める必要があるところです。

受験における専門家

受験における専門家といえば、やはり想定されるのは富士学院などの予備校などに勤務している講師をはじめとするスタッフの存在です。
特に現役の高校生から医学部受験を目指すのであれば、高校での授業の予習・復習に加えて、受験そのもののためのテクニックを磨く学習も両立しなければならず、時間的に余裕のないなかで効率性を重視しなければなりません。
逆にすでに浪人生活に入っているか、社会人から大学を目指す場合には、高校のサポートがないだけに学習内容が偏りがちになってしまったり、ライバル不在のなかで受験勉強に対するモチベーションが上がらなくなってしまったりすることがあります。
予備校であれば受験についての知識や経験が豊富な講師陣に恵まれていますし、ともに合格を目指す同志がいるだけに、学習環境としても最高といえるでしょう。
最難関の医学部合格を目指すのであれば、通常は医学部受験専門か、最低でも特進コースなどの体系的な勉強ができる予備校を選ぶことがたいせつです。
一般的なコースに入学したところでレベルがまったく合致しませんし、勉強そのものが無駄になってしまうおそれがあります。
なかには学生寮などを独自にもっていて、自宅からわざわざ通学しなくても寮からの往復で時間短縮ができるところなどもあり、絶対に合格したいのであれば検討してみてもよいでしょう。
寮であれば食事や就寝の時間などもあらかじめ決められていて規則正しい生活をすることができます。

個別指導が充実している

このような予備校では授業内容にもひと工夫がありますが、なかでも個別指導が充実していることは特筆されます。
一般的な予備校では大人数がひとつの教室に集まって一方的な講義を受けるスタイルとなっていますが、これでは個性や学習の進み具合に応じたきめこまかな指導ができないのは当然です。
それに対して個別指導が徹底していれば、誰にでもあるはずの不得意科目を重点化して得点のとりこぼしをなくしたり、逆に得意科目を伸ばして不得意科目での失点を補うような戦略を立てることができます。
また志望校が明確になっているのであれば、出題されやすい分野であったり、小論文や択一式などの出題の種類にあわせた効率的な指導をすることも可能です。
さらにはペーパーテスト以外にも面接が必須となっている大学であれば、当日に緊張しないで適切な受け答えができるように事前に指導してもらうことができますので、これは参考書での独学であったり、大人数のマスプロ教育では得られないメリットといえるでしょう。
個別指導は受験生にとってはこのようにメリットが多い形態といえますが、講師に十分な知識やテクニックがなければ務まらないこともたしかといえます。
したがってそれぞれの予備校でも講師の資質確保には特別な配慮をしていることが多いはずです。

まとめ

たとえば一般的なペーパーテストや履歴書と面接だけの入社試験ではなく、これまでの指導実績であったり、模擬的な講義などによって厳しくその資質がチェックされた上で採用判定が行われることがありますし、採用されてからも定期的に研修を受けなければならないなどの制約が課せられていることがあります。
最難関にチャレンジする受験生を育てる以上は、それに倍加する実力のある講師でなければならないのは当然であり、逆にいえば講師陣の実績から入学を判断してみてもよいでしょう。

最終更新日 2025年5月30日