理想の家を建てるなら注文住宅

１.こだわりのある家を建てるなら

念願かなって家を持つことになった場合、まずはどのような方法で家を購入するのかを決めておきたいところです。

新築で一戸建てを購入する方法としては、大きく分けて建売住宅を購入する方法、そして注文住宅で一からこだわりを持って建てるという方法があります。

建売住宅の良いところは土地と込みでも安く購入できること、街並みに統一感があることなどがあげられます。

すでに建築されている場合はすぐに入居できるのもメリットと言えるでしょう。

とはいえ、やはり建売住宅にもデメリットはあります。

まずインテリアや家事動線にはこだわりを持って家づくりをしたいという人には向いていません。

すでにデザイン、設計などは決められていますので大きく変更することは難しいと理解しておきましょう。

さらに周囲も同じような家ばかりなので、自分だけの個性ある家づくりをしたいという人にも向いているとは言えないものがあります。

すでに建築されている場合は建築途中の経過を見ることができないことも理解しておきたいところです。

よりこだわりを持って自由に家づくりをしたいという人は注文住宅で建てることも考えてみましょう。

この場合は建売うよりも高くなるのではというイメージもありますが、すでに土地を持っている人であれば土地の購入代金は必要なくその分で家にしっかりとお金を掛けることができます。

さらに、お金を掛けたい部分とコストを省きたいところを自由に選ぶことができますので、予算内で理想の家を作れる可能性は高いと言えるでしょう。

良い家を作るためにはまずは土地選びが重視されます。

安いからといって軟弱地盤の土地を選んでしまうと後でトラブルが発生する可能性がありますし、補強のために多くの費用が発生する可能性もあります。

それゆえ、土地探しから行う人はしっかりとした地盤の土地を選ぶこと、さらに日当たりなども確認しておきましょう。

すでに土地を持っている人も地盤の調査は行っておくことがおすすめです。

２.予算内でコストを抑える方法

良い土地が決まったら、いよいよ家を建てることになりますが、家の建築には多くの費用も発生します。

予算内でできるだけ良い家を建てるためにもコストを抑える方法も知っておきたいところです。

まず、家は二階建てを選ぶことが多くなっていますが、この場合も部分二階では建坪も広くなり、材料費や工事費も高くなりがちです。

一階と二階との床面積がほぼ同じである総二階建てを選んでおくとコスト的に無駄が少なくなり、より安く建てることができます。

家では屋根も重要な部分となりますが複雑な屋根の形を選ぶとそれだけ費用も高くなりますので、シンプルで勾配の少ない屋根を選んでおくこともおすすめです。

家は一生に一度といわれるほどの大切な買い物ということもあり、外観にはこだわりたいところですが、あまりに凝ったデザインにすると建築費用は高くなってしまいます。

費用を抑えるのであれば箱型などシンプルなスタイルを選ぶことがおすすめです。

面や角が少なくなる分、材料費も手間も抑えられるのでコストカットにつながります。

さらに、シンプルな建物は強いとも言われていますので災害対策にも役立ちます。

さらに部屋数を少なくしてオープンな間取りにすることや、収納部分をウォークインクローゼットに集中させることも部屋ごとに収納を作らなくて良いので費用が抑えられます。

様々なコストカットの努力を取り入れると建築費は安く抑えることができますが、コストカットに力を入れるあまりにデザイン性が落ちてしまうことは避けたいところです。

コストは抑えつつもできるだけ良いデザインにすること、希望の家に近づけることも考えていきましょう。

３.じっくり比較し信頼できる業者を選ぶ

注文住宅で失敗しないためには信頼できる良い業者を見つけることが大切です。

注文住宅に対応してくれる業者としてはまずはハウスメーカーがあげられます。

知名度も高く安心して依頼できるというイメージがありますが、実際の建築では下請け業者を使うことが多く、中間マージンが発生しその分高くつくことも珍しくありません。

さらに宣伝費にお金を掛けていることもあり、その分でコストが高くなる可能性もあります。

ハウスメーカー以外で選ぶなら設計事務所や地元の工務店に依頼するという方法もあります。

設計事務所は家を建てるのではありませんが、依頼主の希望を聞きながら図面を起こしてくれますので、より理想に近い家を作れる可能性は高いと言えます。

家を建てる際は地元密着の工務店を選んでおくと、トラブルがあった際にもすぐに駆けつけてもらえるというメリットがあります。

すべて自社施工であれば余計な中間マージンが発生する心配もなく、予算内で良い家が建てられる可能性も高まります。

そしてこの場合も新築住宅に強い工務店であるかは確認しておきましょう。

業者選びで悩んだ際は複数の業者から相談や見積もりを取っておくことがおすすめです。

業者ごとに提案するプランや費用は変わってきますので、じっくりと比較して良い業者を見つけていきましょう。

最終更新日 2025年5月30日

目次1 １.こだわりのある家を建てるなら2 ２.予算内でコストを抑える方法3 ３.じっくり比較し信頼できる業者を選ぶ １.こだわりのある家を建てるなら 念願かなって家を持つことになった場合、まずはどのような方法で家を購入…